さまざまな理由で家族と生活することが難しい子どもを家庭に迎え入れ、愛情と正しい理解を持って養育する里親。里親なんでも相談所「ほっこり」(三重県名張市朝日町=名張養護学園内)は、里親に関心があり、里親登録を考えている人を対象にした「里親登録前研修」を名張産業振興センター「アスピア」(南町)で7月25日から開く。受講無料だが、事前面談が必要。
里親には、保護者との生活ができるようになるまで、または自立して生活できるようになるまで数日から数年間の一定期間預かる「養育里親」、子どもとの養子縁組を前提とした「養子縁組里親」などがある。養育里親の場合、子どもを育てるために必要な生活費や教育費、医療費などの費用が県から支給される。
「ほっこり」が実施する7月の里親登録前研修は、里親になるために必須の研修で、4日間の日程がある。最低計3日間の受講が必要。25日と30日は基礎の研修、8月2日は養育里親向け、3日は養子縁組里親向けの研修で、どちらかを選択する(両方も可)。受講時間は午前10時から午後4時まで。
同相談所の担当者は「ごくありふれた毎日が子どもたちにとってかけがえのない居場所です。里親に興味関心のある人、なりたい人は『ほっこり』まで気軽に問い合わせを」と話している。
問い合わせは、ほっこり(0595・41・1144)まで。同相談所ホームページ(https://www.nabari-kosei.or.jp/kind/hokkori/)でも紹介している。<PR>
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