地域活性化と観光スポットの拠点づくりを目的に、三重県伊賀市の伊賀鉄道と同市霧生にあるメナード青山リゾートが6月15日、ハーブの爽やかな香りが楽しめる初夏恒例「アロマ&フラワートレイン」の運行を開始した。期間限定で来月8日まで。
同列車は2010年から毎年運行し、今年で15回目。運行時刻は毎日変わる。緑色の忍者列車は梅雨時期に合わせた「てるてるぼうず」が、鉄道のマスコットキャラクター「ふくにん」をデザインした「伊賀の四季号」は120個の風鈴が涼しげな音を醸し、各1両にカラー布やリボン、ラベンダーの香り付きビーズを包んだなどを飾り付けている。
市南部の津と市境にある同施設のハーブガーデンは敷地が約8万平方メートルで、「オカムラサキ」や「濃紫」、「グロッソ」のラベンダー3種計約1万株が7月上旬まで見頃だという。入園料は中学生以上が同1100円、65歳以上が同900円で、小学生以下は無料。花とハーブの摘み取り体験(税込み500円)などのイベントが同月7日まで開催している。営業時間は午前9時から午後5時(最終受付同4時)。
伊賀神戸駅から予約制の無料送迎バスがある。
問い合わせは上野市駅(0595・21・3231)、青山リゾート(予約センター=0595・54・1326)へ。
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