【ポスターを手にして来場を呼び掛ける担当者=伊賀市西明寺で】

フラメンコとモンゴルの音色

 藩校で聴く世界の音楽――。三重県伊賀市上野丸之内の史跡旧崇広堂を会場に、生演奏を楽しむ「ワールドミュージックプログラム」(同市文化都市協会主催)の第1弾と2弾が、6月22、29の両日、ともに午後6時30分から開かれる。

 22日は「情熱のフラメンコ」を開催。出演はフラメンコダンサーの井上光正さん、大橋由美さんにカンテ(歌)の天野みさ子さん、ギタリストの彌月大治さんで、スペイン・アンダルシア地方の伝統音楽と演舞が披露される。

 29日は「モンゴルの音色」を開催。モンゴル文化を代表する民族楽器「馬頭琴」を現地出身の阿如漢さん、阿拉騰沙さんが奏で、中辻真壽さんが三味線で合わせ、モンゴル民謡の他、スタジオジブリのアニメ「天空の城ラピュタ」の挿入曲「君をのせて」などを演奏する。

 いずれも約90分の演奏予定で、入場料は1000円、定員は80人。

 史跡旧崇広堂を始め、市文化会館(西明寺)、青山ホール(阿保)、または電子チケット「テケト」(https://teket.jp)で販売している。

 同協会の担当者は「海外の方にも楽しんでもらえるプログラム。歴史情緒あふれる藩校で聴く世界の音楽をぜひ」と来場を呼び掛けている。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

- Advertisement -