【店舗の背後にそびえる額井岳=宇陀市榛原長峯で】

 山梨県で「富士山とローソン」の写真を撮影しようと外国人観光客が押し寄せて問題になったが、奈良県宇陀市にも「ローソン」の屋根の上に「富士」が載ったような写真を撮れるスポットがある。撮影の際は、くれぐれもマナーの順守を。

 同市榛原長峯の国道165号沿いにある「ローソン榛原長峯店」の背後には、富士山に似た山容から「大和富士」とも呼ばれる額井岳がそびえ立っている。奈良市と宇陀市の境に位置する標高812メートルの山で、関西百名山の一つにも数えられる。この地域では、冬になると真っ先に雪が積もる山として親しまれているという。

 富士とローソンの組み合わせについて、同店の鶴田尚希店長(42)は「意識していなかったが、そういえば構図は同じかもしれない。本当に何が話題になるか分からないですね」と話していた。

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