三重県伊賀地域の絵画愛好家グループ「チャーチル会上野」による124回目の作品展が、5月23から26日まで、同市上野丸之内のハイトピア伊賀3階で開かれる。入場無料。
戦後、「絵を描くことは他人に迷惑をかけない最高のホビーだ」という英国の首相チャーチルの言葉に共感した人たちが東京、京都、大阪などで会を組織。1960年に全国24番目に発足した上野は、年2回の作品展を恒例とし、60周年を迎えた2020年には記念画集も発刊した。
現在は40代から80代の16人が参加しており、普段はそれぞれに絵を描いているが、月1回の定例会は季節に合わせて日帰りや1泊のスケッチ旅行になることも。自分の時間を絵に使う人も、絵のために時間を作る人も、「純粋に絵を描く楽しみを味わいたい」という思いは共通だ。
今回は、6号から30号までの風景画や人物画などを三十数点展示する予定。「絵は自己表現の場。うまいか下手かでなく、気兼ねなく楽しく自由に描けるのが良い」と語る9代目幹事長の平木達郎さん(82)は「皆が楽しく描いた絵をゆっくり見て頂けたら」と来場を呼び掛けた。
時間は午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。
問い合わせは事務局の濵津さん(080・2619・1600)へ。
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