【幼児と遊ぶ里親夫婦（里親なんでも相談所「ほっこり」提供）】
さまざまな理由で家族と生活することが難しい子どもを家庭に迎え入れ、愛情と正しい理解を持って養育する里親。三重県名張市朝日町の名張養護学園内にある里親なんでも相談所「ほっこり」は、初めての試みとしてZOOMで参加できる「里親オンライン説明会」を6月9日に開く。受講無料だが、事前申し込みが必要。
現在、日本で親のもとで育つことができない子どもたちが約4・2万人いると言われている。その約80％が乳児院や児童養護施設などで暮らす。子どもが明るく健やかに育つためには「温かい家庭」が必要とされるが、さまざまな事情で自分の家庭で暮らせない子どもたちがいる。「里親制度」とは、そのような子どもたちを児童福祉法に基づき、里親になることを希望する人に、温かい愛情の家庭環境の中で、養育をお願いする制度。
今回のオンライン説明会では、里親制度の説明や登録までの流れ、実際に里子を受け入れた里親による体験談発表などが予定されている。
参加希望者は、申込フォーム（https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdmfnsK1JliJjNYoX_uBkxELThb9vnX-NEnlExf2wURWzoVNg/viewform?pli=1）から氏名、電話番号、メールアドレスなど必要事項を記入して申し込む。
ほっこりの担当者は「里親と子どもが出会うまでの里親の気持ちや、出会ってからの気持ちを聞ける機会です。里親制度を知って、地域の子どものために出来ることを一緒に考えませんか。里親になりたい人や里親家庭を応援したい人もぜひお申し込みを」と参加を呼び掛けている。
問い合わせは、ほっこり（0595・41・1144）まで。同相談所ホームページ（https://www.nabari-kosei.or.jp/kind/hokkori/）でも紹介している。〈PR〉
