子どもたちにフライフィッシングの面白さを体験してもらうと、三重県名張市赤目町長坂の赤目四十八滝キャンプ場前を流れる滝川で5月25日、「フライフィッシング教室」が開催される。
日本フライフィッシング協会(JFFA)の主催で、昨年に続いて2回目。フライフィッシングは昆虫や魚に似せた疑似餌(フライ)を使い、主に渓流でヤマメ、イワナなどを釣る。
募集対象は、伊賀地域に居住する小学4年から中学生とその保護者で、2人1組の計10組。当日は現地集合で、午前10時から1時間の講義の後、2班に分かれて魚の居場所に正確にさおを操るための「キャスティング」と針先に鳥の羽根や動物の毛などを巻き付けフライを作る「フライタイイング」を実習する。
各自用意した昼食の後は、実際にアマゴ釣りを体験する。釣り具は無料で貸し出すが、長靴、帽子、長袖シャツは用意する。小雨決行。
河川や環境学んで
釣り歴40年以上で、JFFAの会員として普及活動に取組んでいる同市赤目町星川の森岡眞理さん(72)は「赤目滝に近い清流で釣りのだいご味を子どもたちに体感してほしい。併せて河川や自然の環境保全についても学んで頂く。初心者の方大歓迎」と話し、参加を呼び掛けている。
参加費は1組1000円(入場料他)。申し込みは5月15日までで、応募多数の場合は抽選。
申し込み、問い合わせは森岡さん(090・2619・6976)、またはファクス(0595・63・1373)で。
2024年4月27日付866号11面から
- Advertisement -