三重県は、国道368号の4車線化事業で工事が完了する名張市八幡から同市西田原の0・5キロ区間を5月8日午後4時に供用開始する予定だと発表した。
県伊賀建設事務所によると、完了するのは八幡工業団地1交差点と2交差点の間。同区間の事業費は約2・1億円で、2023年3月に着工した。
車道や歩道などを合わせた全幅は約9メートルから20メートルに広がる。同事務所は、朝夕の渋滞緩和や工業団地への物流機能強化などの効果が期待できるとしている。8日が雨天の場合は、作業の都合で順延する可能性があるという。
4車線化事業は名阪国道上野IC(伊賀市守田町)から蔵持町原出交差点(名張市蔵持町原出)までの約14・2キロ区間が対象で、06年度に事業開始。今回の供用開始で、事業区間全体の40・8%が4車線化することになる。
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