市議の浜瀬氏が立候補表明　伊賀市長選

　任期満了に伴い、11月実施の三重県伊賀市長選挙に同市議会議員の浜瀬達雄氏（46）＝上野池町＝が4月15日、無所属での立候補を表明した。

　上野商高卒。市内で生花店を営み、2021年の市議選で初当選した。15日の役員改選では総務常任委員会の副委員長に選出された。

　15日の記者会見で、浜瀬氏は「本気で伊賀の未来　市民とともに」というキャッチフレ―ズを紹介。「市では停滞、低迷、衰退が3つ同時に起こっており、市街地と旧町村部の双方から不満や疑問の声が届いている」とし、年明けに立候補の意思を固めたと説明した。

　公約には企業誘致など産業振興や若者が子育て世代が楽しく暮らせる街づくりの充実を掲げる。式典の参加対象が18歳の成人式については「（20歳に）戻していかないといけない」と述べた。

　市長選の立候補表明は浜瀬氏が初めて。市長選との同日実施を目指し、市議会が来年3月の任期満了前に自主解散の決議案を議決し、自動失職する前に辞職する方針。