三重県名張市の地域おこし協力隊の活動報告会が4月5日、市役所で開かれた。北川裕之市長や市の幹部らが参加し、隊員たちの話に耳を傾けた。
2021年に東京都から着任し今年3月末で任期を終えた長谷川幸太朗さん(36)は、アニメやコスプレ、江戸川乱歩関係のイベントを手掛けるなどした3年間を振り返り、任期中に始めた刺繍制作も報告。妻の未紗さん(35)は、担当する薦原地区の情報発信やイベントの企画運営、狩猟活動などを報告し、出産と育児で8月末まで延長した残り任期の取り組みについても紹介した。
22年に地域ビジネスサポーターとして着任し、赤目四十八滝入り口に昨夏、定住に向けて「忍法赤目プリン」を開業した川崎智哉さん(25)は、竹の活用や新たな商品づくりに向けた動きなどを報告。昨年着任したエコツーリズム推進員の二本松誠さん(45)と狩猟再興請負人の讃井公隆さん(26)は、これまでの手応えや今後の抱負などを語った。
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