【大会での健闘を誓う平野選手=伊賀市四十九町で】

 全日本体操競技個人総合選手権に6年連続で出場する相好体操クラブの伊賀教室に所属する平野峻介選手(28)が4月5日、地元の三重県伊賀市役所で意気込みを語った。会場は群馬県の高崎アリーナで、男子は予選が12日、決勝が14日にある。

 平野選手は6年連続の出場で、今大会はパリ五輪の代表2次選考会も兼ねている。京都府綾部市の出身で、日大を卒業後に同クラブのコーチとして子どもたちを指導しながら、競技を続けている。一昨年と昨年は予選で上位30位以内に入り、決勝に進出した。

 ヘッドコーチを務める佐藤紘翔さん(31)は「(6種目のうち)あん馬とつり輪で高得点が狙える」と期待。3年連続となる決勝進出に向け、平野さんは「いつも通りやれば大丈夫だと思っている。教室に通っている子どもたちにいい報告ができたら」と話した。

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