「地域のクラシック人口1%をめざそう」を目的にした伊賀市文化都市協会のプロジェクト「クラシックのいろは」が2024年度も始動する。
10年目となる新年度は、好評だった19世紀ロマン派名曲集の2回目。公演も7月15日、12月7日、25年2月1日の3回が予定され、全公演、大阪交響楽団によるオーケストラ演奏で、指揮とナビゲーターは寺岡清高さんが務める。
7月は、エルガーの行進曲「威風堂々」の他、チェリストの水野優也さんを迎え、チェロ協奏曲などが披露される。12月はブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」など、来年2月はマーラーの交響曲第1番の他、ピアニストのイリーナ・メジューエワさんを迎え、リストのピアノ協奏曲第2番を披露する。3公演とも午後3時開演。
今回から全席指定で、1公演3000円。3公演で7500円となるプレミアムシートによるセット券が4月6日午前9時から7月15日まで、伊賀市文化会館(西明寺)で販売される。
同協会の担当者は「クラシックの歴史をずっと追い続け、10年目には、当協会の音楽アドバイザー、寺岡さんと構想を練り、マーラーの交響曲を頭にイメージしてきた。迫力ある演奏とともに、お得なセット券で19世紀ロマン派の名曲をゆっくり楽しんで頂きたい」と来場を呼び掛けている。
問い合わせは同会館(0595・24・7015)まで。
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