桜とヤギのショットに癒やされる――。ヤギ2匹と犬1匹。のどかな情景がまるで絵本の1ページのようだ。
白いシバヤギのミルク(雄・5才)とトカラヤギのフク(雄・2才)、コーギーのタム(雌・5才)は三重県伊賀市音羽の陶芸家、坂口弘三さん家族と暮らす。
広い敷地にヤギがいるのんびりした風景に憧れ、5年前にミルク、2年前にフクを飼い始めた。先住犬のタムは、牧羊犬の血を受け継いでいる。ヤギたちを小屋に先導したり、いたずらをするとほえて知らせたりとコントロールするが、仲が良く、関係も良好だという。
柵や小屋は坂口さんの手作り。草を食べるので、敷地内の草刈りは軽減したそうだが、自分たちの居住スペースの草には手を付けないため、そこは坂口さんが奇麗にする。
1日1回、柵から出してもらうが、植木を食べたり、木の皮をむくのが少々の困りごと。憧れた風景そのままを手に入れたが、思っていた以上にヤギたちが大きくなり、すごい力が必要だと苦笑する坂口さん。
それでも「これから桜が咲く季節になり、今年もヤギ、犬、桜ののんびりした風景を楽しみたい」と笑顔を向けた。
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