【認定証と特別ビジュアルを手にする北川市長(右)と北野副会長=名張市百合が丘西5で】

 日本ホッケー協会(JHA)の「公式ホッケータウン」に三重県名張市が選ばれ、認定証交付式が3月9日、同市百合が丘西5の「はなの里スタジアム(市民ホッケー場)」で開かれた。

 認定はJHAの創立100周年記念事業の一環で、昨年11月に全国19自治体を選んだ。中部地区からは同市が唯一、選出された。認定自治体は呼称や専用ロゴを使用できる他、地域の特色をデザインした「特別ビジュアル」が贈られる。

 スタジアムで開かれた式典で、JHAの北野妙子副会長が北川裕之市長に認定証と特別ビジュアルを手渡した。同市のビジュアルは、忍者や赤目滝、オオサンショウウオなどがデザインされている。

 式のあいさつで、北野副会長は「ホッケーは小さいお子さんからお年寄りまでできる生涯スポーツ。健康づくりや町おこしに役立ってほしい」、北川市長は「これを機に、ますます『ホッケーのまち なばり』を市民上げて盛り上げていきたい」と話した。

 この他、地元の青蓮寺・百合が丘地域づくり協議会が「ホッケーパーソン」として表彰された。

 式の後は、三重とこわか国体レガシー事業の県6人制ホッケー大会(県ホッケー協会主催)が開かれ、ジュニア部門に県内や近隣県などから集まった小中学生約100人が参加した。10日は一般・マスターズ部門の競技が行われる。

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