【ちらしを手に来場を呼び掛ける西村さん】

 三重県立伊賀白鳳高校と前身の県立上野工業高校で30年近く美術部顧問を務めた堂本清文さん(64)と教え子たちでつくる「堂本の会」が3月8日から10日まで、伊賀市上野東町の白鳳プラザで作品展を開催する。入場無料。

 卒業後も創作を続けてほしいとの思いで、定年退職した堂本さんが作品展の開催を目的に2年ほど前に会を発足。教え子たちの呼び掛けが広がり、堂本さんが顧問を務めた美術部の1期生から昨年に卒業した生徒まで、現在は43人のメンバーが集まった。

 今回の展示では、堂本さんと作品を用意したメンバー24人が1人1点以上を出展。会場には油絵やアクリル画、漫画、イラストなど多彩な作品が並ぶという。

 同会役員の西村多加さん(48)は「メンバーは主婦や大学生、イラストレーターになっている人もいる。美術部の卒業生の人にも見てもらい、会に興味を持ってもらえれば」と来場を呼び掛けた。

 時間は午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。

 問い合わせは堂本さん(090・9948・0436)まで。

2024年2月24日付862号11面から

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