【（左から）福井さん、朝比奈咲来さん、植田さん、朝比奈世侑さん】
名古屋市で3月2日に始まる「第77回東海毎日ジュニアテニス選手権大会」に、1月の三重県大会で8強入りした名張市在住の小学生4人が出場する。市内の同じテニスチームで腕を磨く選手たちは、全国大会出場を目指し粘り強いプレーを誓っている。
12歳以下の部で女子シングル・ダブルスに出場する美旗小5年の植田寧々さん（11）は「相手との差がどれだけ開いても自分のプレーをして力を出し切る」、14歳以下の部で女子シングルス・ダブルスに出場する、つつじが丘小6年の朝比奈咲来さん（12）は「全国大会に出ることを目標に優勝をしっかり狙って次につながるプレーをしたい」と意気込みを話す。
12歳以下の部で男子シングル・ダブルスに出場する梅が丘小5年の福井信導さん（11）は「最後まで諦めず粘り強いプレーで優勝する」、同ダブルスの桔梗が丘小4年の朝比奈世侑さん（10）は「諦めずに攻めと守りをはっきり分けて優勝する」と語った。
4人を指導するテニスチーム「ATK」コーチの朝比奈久美さん（43）は「練習の段階から試合を意識し、手を抜かずに取り組んできたことで、勝負どころでも慌てずプレーできたのでは」と評価し、大会に臨む4人に「後悔しないよう戦い抜いたら、後から結果はついてくる。元気に伸び伸びとプレーしてもらいたい」と期待を寄せていた。
2024年2月24日付862号4面から
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