三重県伊賀市議会の2月定例月会議が同26日に初日を迎え、464億9928万円の2024年度一般会計当初予算案や、23年度一般会計補正予算案など計58議案と請願2件を上程し、うち人事案など5議案を即日採決した。会期は3月22日までの26日間で、一般質問は同4日から6日までの3日間。議案・請願は7日以降の常任委員会で審議される。
岡本栄市長は冒頭、24年度の施政・予算編成方針について「第2次総合計画第3次基本計画の取り組み最終年度として、引き続き『こども・くらし・にぎわい』を中心に施策を展開していく。誇れる伊賀市、選ばれる伊賀市の実現に向けた階段を着実に昇っていけるよう充実した予算とした」と述べた。
即日採決となったのは、3月末で現在の任期が終わる谷口修一教育長の再任(3年間)、青山中学校(阿保)大規模改修工事の請負契約を事業者と締結するものなど5議案で、うち4議案は全会一致、1議案は賛成多数で可決・同意した。
また、青山保健センター運動施設(阿保)の運営継続を求める請願、補聴器購入に公的補助制度の導入を求める請願も上程された。
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