列車で地酒飲み比べ　3月17日運行「利き酒とれいん」　伊賀鉄道

　伊賀鉄道と伊賀鉄道友の会が地元の銘酒を車内で味わう臨時列車「聞き酒とれいん」を3月17日に運行する。三重県伊賀市内5つの酒造場から計8種類を提供し、ガラス製のおちょこで飲み比べが楽しめる。

　このイベントには伊賀地域にある全蔵元の商品を取り扱う市上野農人町の菊野商店が協力。当日は大田酒造と森喜酒造場、中井酒造場、橋本酒造場、若戎酒造が出している季節限定品を含む純米大吟醸や生原酒、純米酒などを1杯ずつ提供。蔵元のスタッフによる解説もある。

　土産として持ち帰りができるガラス製のおちょこ「忍びグラス」は、底の部分に手裏剣がデザインされている。野菜ソムリエとしても活動する「八百トモ」（同市上野西大手町）の前淳子さんが旬の食材を使った特製おつまみも味わえる。

　臨時列車は上野市駅（同市上野丸之内）‐伊賀神戸駅（同比土）間を往復する1本で、集合・受付は上野市駅に午前10時50分。出発は同11時18分で、午後0時23分帰着。20歳未満の乗車や、途中駅での乗降はできない。

　料金は1日フリー乗車券（大人740円）などを含め1人税込み4500円。上野市駅まで同乗車券を使って参加する人は、差額分の3760円を支払う。定員は先着50人。

　参加希望者は上野市駅に電話または直接申し込む。当日は運転免許証などで年齢を確認する。締め切りは13日。

　申し込み、問い合わせは上野市駅（0595・21・3231）へ。