献血協力者が減少する冬の時期に合わせ、献血バスを運行する三重県赤十字血液センター(津市)は2月7日、名張市元町のイオン名張店で「ウィンター献血キャンペーン」を実施した。
この日、市内の企業や団体でつくる市献血推進協議会の会員ら約20人が、同店の入り口付近で「献血にご協力ください」と買い物客らにポケットティッシュやマスクを手渡し、協力を呼び掛けた。献血には44人が協力した。
呼び掛けに参加した学生ボランティア「みえっち」の大倉亮介さん(19)は「高校生のころ、献血はハードルが高いと思っていたが、そうでないと若い人に知ってもらいたい」と話し、県赤十字センターの担当者は「コロナが落ち着き、献血する場は少しずつ戻ってきているが、血液は安定的に持続して確保しなければならない。ぜひご協力ください」と呼び掛けていた。
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