昨年9月の修学旅行で広島を訪れ、平和学習に取り組んだ三重県名張市の市立桔梗が丘中学校(桔梗が丘1)の2年生は2月5日、桔梗が丘市民センター(桔梗が丘6)の1階ギャラリーに、現地で学んだ内容をまとめた新聞を展示した。21日まで。
2年生169人は平和学習実行委員のメンバーを中心に、10月の文化発表会に向けて新聞を制作。学習内容を校外にも広く発信しようと、初めてギャラリーでの展示を決めた。
ギャラリーには、5クラス計30班がそれぞれまとめた新聞を展示。語り部の被爆体験を聞いた感想や平和記念資料館で学んだ戦争の悲惨さなどを、絵や写真とともに方眼紙にまとめた。
この日、展示準備をした実行委員の5人は「伝わりやすいように文字に色をつけたり、まとめ方を工夫した」「私たちだけが知っていても平和の意識が広まらない。校外に発信することが大事」とそれぞれ思いを語った。
時間は午前9時から午後5時(最終日は正午)まで。終了後は校区内の小学校にも展示する予定。
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