三重県名張市鍛冶町の蛭子神社で2月7、8日に営まれる「八日戎(えびす)」で、参拝者に縁起物の吉兆(けっきょ)を授ける3人の福娘が1月21日、恒例の選考会「福引き」で決まった。
福引きは同神社境内で開かれ、今年は19歳から22歳の8人が参加。畿央大2年の中阪紀里さん(20)=名張市さつき台=、銀行員の西岡愛梨さん(22)=伊賀市菖蒲池=、佛教大1年の居内絆さん(19)=大阪市=の3人が「福」と書かれた当たりの紙を手にした。中阪さんと西岡さんは初参加、居内さんは昨年に続く2回目の参加で選ばれた。
中阪さんは「まさかびっくり。やるからには精いっぱい頑張りたい」、名張市内の支店で勤務する西岡さんは「仕事で地域の人と関わる機会が多い。仕事で会う方にも福をおすそ分けできたら」、最後にくじを引いた居内さんは「残り物に福があった。市内に住む祖母に報告したい。当日は皆さんに笑顔になって帰って頂きたい」とそれぞれ話していた。
八日戎は商売繁盛を願う祭りで、2月7日正午から午後8時まで宵宮、8日午前10時から午後6時まで本宮が営まれる。
- Advertisement -