三重県の伊賀市商工会は1月12日、同市西明寺のヒルホテルサンピア伊賀で新春賀詞交歓会を開き、会員や来賓約100人が出席した。
オープニングでは「伊賀國島ヶ原荒獅子太鼓」と「伊賀上野白鳳太鼓」が迫力ある演奏を披露。主催者のあいさつでは柘植満博会長が能登半島地震で被災した地域の一日も早い復興を願った。
地元の経営環境については、柘植会長が「新型コロナが5類へと移行し、経済は回復傾向にあるが、一方で原材料やエネルギー価格の高騰などのコスト増大、人手不足への対応策とした賃上げで企業の収益が圧迫されている」などと指摘。商工会は支援機関であるとし、「地域の経営者に寄り添いながら、変化の波を新たな成長へとつなげていく動きを後押しする使命がある」と決意を述べた。
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