「110番の日」を前に三重県警伊賀署は1月8日、伊賀市服部町と上野茅町にある大型商業施設2か所で、110番通報の適切な利用を呼び掛ける街頭啓発に取り組んだ。
啓発活動には地域課と交通課の署員計9人と、忍者に扮した県警のマスコット「ミーポくん」が参加。署員は買い物客らに、事件事故など緊急時の通報時に警察から質問される事項など、利用のポイントが書かれたちらしや啓発物品を手渡した。会場にはパトカーや白バイが展示され、家族連れが記念撮影を楽しんでいた。
110番通報は県内のどこからかけても、県警本部(津市)の110番センターにつながる。同署によると、昨年1月から11月末までに受けた通報の総件数は10万1002件で、このうち1万5963件が落とし物や運転免許更新などについて尋ねる不要不急の電話だった。
同署の山村典史地域課長は「不要不急の110番通報は控え、相談などについては「#9110」の相談ダイヤルまでご連絡下さい」と協力を呼び掛けていた。
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