2022年7月に奈良県内で凶弾に倒れた安倍晋三元首相の姿を追った、ドキュメンタリー映画「妖怪の孫」(内山雄人監督)の上映会が、1月13日に三重県伊賀市と名張市で開かれる。
主催は、年金者組合伊賀名張支部と伊賀・なばり・青山の「9条の会」。2023年3月に全国公開された同作品は、在任期間歴代最長となった安倍氏の生い立ちや政治姿勢などを、「昭和の妖怪」と称された母方の祖父・岸信介氏との関係性に触れながら、ブラックユーモアや風刺絵本も交えて展開している。上映時間は115分。
上映会は、同日午前9時30分から伊賀市ゆめが丘1のゆめぽりすセンター、午後1時30分から名張市美旗町南西原の美旗市民センターで開催。参加協力券700円が必要で、高校生以下と障害者手帳を持っている人は無料。
同支部の渡部有子さんと「なばり9条の会」の川合一葉さんは「日本の姿を大きく変えてきた人。伊賀地域では初めて上映するので、政治に関心を持つきっかけの一つにしてもらえたら」と来場を呼び掛けた。
問い合わせは渡部さん(090・9163・9595)まで。
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