三重県伊賀市は1月4日、日本水道協会三重県支部からの要請に基づき、1日に発生した石川県能登地方を震源とする地震で多くの世帯が断水している同県宝達志水町へ、給水車1台と市上下水道部の職員3人を派遣すると発表した。期間は7日から14日までで、現地活動は8日から13日を予定している。
市上下水道部経営企画課によると、同支部から「三重県水道災害広域応援協定」に基づく応急給水応援隊の派遣要請があったといい、現地へは4トン給水車と普通車各1台が向かう。同町では2日から、伊勢・鈴鹿・いなべ市と多気町の応援隊が給水活動に当たっている。
石川県志賀町で最大震度7を観測した1日午後4時10分の地震では、能登半島の付け根付近に位置する宝達志水町でも震度5強を観測。約4900世帯、1万2000人(2023年末時点)が暮らす同町では、4日午前6時現在で約3300世帯が断水しているという。
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