女子サッカー・伊賀FCくノ一三重サテライトが、来年1月6日から群馬県のコーエイ前橋フットボールセンターなどで開かれる「日本クラブユース女子サッカーチャレンジカップ(U-18)」に東海地域代表で出場する。
サテライトは、国内アマチュア最高峰の「なでしこリーグ1部」に所属するくノ一の下部組織で、選手は地元の伊賀、名張市と菰野町、京都府木津川市の高校生4人、中学生13人の計17人。普段は平日と土日の週5日、伊賀市才良にある「くノ一グラウンド」などでトレーニングに励んでいる。
11月26日にあった東海予選の決勝では、FC刈谷アルフトゥーロレディースに1‐0で勝利し、初開催だった一昨年の大会以来、2度目の出場を決めた。本大会はサテライトを含む16チームが4つグループに分かれて総当たりし、各1位の4チームがトーナメントによる準決勝に進む。
12月27日の出場報告では選手11人とチーム関係者が伊賀市役所を訪問。キャプテンで名張青峰高3年、MF青木遥香さん(18)は「今夏のクラブユースは無得点で1勝もできなかった。今回のチャレンジカップでは、まず点を決めて勝利し、予選リーグ突破を目指したい」と抱負を話した。
元日本女子代表で、くノ一OBの那須麻衣子監督(39)は「今シーズン最後の公式戦。チームの集大成として悔いなくやり切ってほしい」と教え子たちの奮起に期待した。
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