【名張市役所=同市鴻之台1】

 三重県名張市は12月26日、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで名張署に検挙され、今月に略式命令を受けた都市整備部の男性主幹(58)を信用失墜行為で停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。職員は同日付で依願退職した。

 市によると、職員は休暇中の11月3日午前10時から同11時ごろにかけて、市内の自宅で焼酎の水割りをコップ2杯飲酒。昼食を買いにコンビニへ車で出掛け、午後1時ごろ、運転中にシートベルトをしていなかったため警察の取り締まりを受けた。飲酒検知で、呼気1リットル当たり0・15ミリグラムの基準値を超える0・18ミリグラムのアルコールが検出された。職場の上司には、同日中に報告があったという。

 職員は12月11日付で伊賀簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けた。市の聞き取りに対し、職員は「軽率だった。大変申し訳ないことをした」などと話したという。

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