【PR】伝説のパジェロが名張に②　時速200キロで砂漠疾走　パリダカ制した名車

　1992年のパリ・ダカール・ラリー（パリダカ）を制した「三菱パジェロプロトタイプ」が、11月30日（木）に三重県名張市で開かれるカーイベントに登場する。普段は一般公開しておらず、車ファンやラリーファンにとって必見だ。（連載・全3回）

【PR】伝説のパジェロが名張に①　ボルグ社が30日にカーイベント初開催

　「世界一過酷なモータースポーツ競技」と言われるダカール・ラリー。近年は南米や中東に開催地を移したが、元々はフランスの首都パリをスタートし、セネガルの首都ダカールでゴールするルートで主にアフリカ大陸で競技が行われていた。

　1992年の第14回大会では、ゴール地点がダカールから南アフリカのケープタウンに移され、総走行距離は1万2000キロ以上。砂漠やジャングルを越えてアフリカ大陸を縦断するという、壮大なスケールとなった。

　この大会では、三菱パジェロを駆るオリオール選手、ウェーバー選手、日本の篠塚建次郎選手が1位から3位まで独占。今回名張で展示される車両は、この時にオリオール選手が運転していた「211」番の優勝車両だ。

　世界を制したパジェロのスペックは、まさにモンスターマシンといえるもので、市販車から大きく改造が施された。燃料タンクは400リットルと、一般的な車の約10倍で、ドラム缶2本を積む計算だ。エンジンは2・2リッターの4気筒ターボで、砂漠でも時速200キロを超える高速走行を実現した。〈PR〉

「1992Pajero Prototype」スペック
全長	4140mm
全幅	1760mm
エンジン	4G6 4気筒 DOHCターボ
エンジン排気量	2199cc
最高出力	320ps
最大トルク	45.0kg-m
燃料タンク	400L

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ボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパン主催　カーイベント

【日時】
11月30日午前11時から午後0時30分（予定）

【会場】
三重県名張市夏見2812番地
マツヤマSSKアリーナ横駐車場の一角

【内容】
●1992年パリ・ダカ―ル・ラリー優勝車両「三菱パジェロプロトタイプ」展示（写真撮影可能）
●三菱自動車のプラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」を用いて電力供給を実演（名張市協力）
●ボルグワーナー社の独自技術を搭載したハイブリッドデモカーの展示
●ボルグワーナー社の部品を搭載したトランスファーケースのカットモデルの展示
●ラリードライバー篠塚建次郎さんの関連グッズやミニカーの販売
●三菱自動車の市販車の展示
●ボルグワーナー社のグッズ配布

【問い合わせ】0595・64・4111（ボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパン代表電話番号）