三重県名張市は11月27日、5億8210万円を増額する一般会計補正予算案を発表した。12月4日の市議会定例議会に提出する。
同補正予算案の歳出では、退職予定職員の増加に伴う手当の増額分や、人事院勧告に基づく増額分など、人件費2億9367万円を盛り込んだ。電気料金の高騰などへの対応では、光熱水費に3040万円を追加する。
ふるさと納税は、今年度は10月末までに2億4091万円(前年比218%)の寄付があり、年度末で計5億円を見込んでいる。これを受け、基金への積み立てに1億12万円、返礼事務の経費に4503万円を追加する。
その他の主な事業は次の通り。
▼2024年3月閉所予定の大屋戸保育所の解体設計業務委託料335万円
▼名張川の親水空間の活用に向けた整備計画策定などの委託料300万円
▼6月の台風に伴う集中豪雨で被災した用水路の復旧と8月の台風で被災した農道の復旧に要する工事費450万円
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