三重県名張市の市立桔梗が丘南小の2年生29人が11月21日、社会奉仕団体・名張ライオンズクラブ(LC)のメンバーとともに、東山ふれあいの森(下比奈知)に早咲きの桜として知られるカワヅザクラ10本を植樹した。
同LCは、市内で一番早く春の訪れを告げる桜の名所にしようと2011年から東山ふれあいの森に植樹を続けており、本数は今回で計160本になる。今年は、自然と触れ合うことの大切さを子どもたちに学んでもらおうと、一緒に植えることにした。
児童たちは記念のプレートに油性ペンで名前などを書き込んだ後、3メートルほどの高さのカワヅザクラの木の根元に手などで丁寧に土をかぶせていった。
体験した女児(8)は「楽しかった。奇麗に咲いてほしい」と期待。同LCの若松大介会長は「大きくなってからも、この桜を見に来てほしい。名張を好きになり、環境について考えるきっかけになれば」と話した。
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