【名張市が来年度に予定している主な組織再編】

 三重県名張市は11月20日、来年度に組織体制を一部改める方針を市議会全員協議会で明らかにした。主に「なばりの未来創造部」「公共施設マネジメント室」「農村整備室」の新設などで、12月定例議会に関連の条例改正案を提出する。

 市によると、組織機構の活性化に向けた見直し。なばりの未来創造部には、市長直轄となっている秘書室、危機管理室、総合企画政策室、広報シティプロモーション推進室、行政・デジタル改革推進室を配属し、統括監を廃止する。

 公共施設マネジメント室は、都市整備部営繕住宅室の営繕部門と、総務部契約管財室の管財部門を一体化するもので、技術職の配置効率化や公有財産の適切な管理・活用などを図る。贈収賄事件を受けた再発防止策の一環でもある。

 農村整備室は、産業部農林資源室からハード事業部門を分離させる。

 この他、市役所1階の総合窓口センターは「戸籍・住民登録室」に改称。名張消防署では、警備統括室と指導調査室を統合して「指揮調査室」とする。

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