三重県名張市立桔梗が丘南小学校(桔梗が丘5番町)の4から6年生が里山を散策する自然体験学習が11月8日、同市下比奈知の東山ふれあいの森であった。参加した児童111人が、思い思いに秋の散策を楽しんだ。
子どもたちに自然環境の大切さや里山の役割への理解を深めてもらおうと、桔梗が丘自治連合協議会の「桔梗が丘子どもたちと地域の絆づくり事業連絡協議会」が取り組んでおり、今年で7回目。桔梗が丘地区の3小学校が毎年、順番に参加している。
この日、児童たちは10班に分かれて約4キロのコースを歩き、地区のボランティアが待つチェックポイントを巡ってクイズに挑戦。住民らが取り組む里山保全の活動や、森に関わる生き物、ため池の役割などについて楽しみながら学習した。
参加した児童からは「ヤマブドウを見つけた」「鳥の鳴き声や水の音が音楽みたい」などの声が上がった。同連絡協議会の福森讓会長は「子どもたちに名張の豊かな自然を知って頂き、郷土を愛してもらえたら」と話していた。
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