三重県伊賀市古郡の常福寺で、開創1300年と宗祖・弘法大師(空海)の生誕1250年などを祝う記念法要が11月12日に営まれる。
長谷寺(奈良県桜井市)の本尊を造立した徳道上人が開いたとされる常福寺は、本尊の五大明王(国指定重要文化財)などで知られ、今年、織田杲深前住職から中山和光住職(中興十七世)に代替わりし、今回の法要では晋山式も予定している。
当日は、稚児や僧侶、檀家ら100人以上の行列が午前9時半に古郡公民館を出発して境内へ。稚児加持(健康祈願)の後、記念法要や式典などがある。一連の行事は見学自由。
中山住職は「世の中のさまざまなことが移り変わる中で1301年目の住職として次世代につないでいけるよう励みたい」と語った。
問い合わせは同寺(0595・38・1016)まで。
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