「全日本(U-15)女子サッカー選手権大会」の三重県大会で伊賀FCくノ一三重サテライトが12年ぶりに優勝した。11月4日に始まる東海大会に進出し、全国大会に出場できる4位以内を目指す。
サテライトは、なでしこリーグ1部に所属するくノ一の下部組織で、中学生のメンバーは14人。指導陣の多くはトップチームの元選手が務め、伊賀市才良にある「くノ一グラウンド」などで平日と土日の週5日、5人の高校生とともにトレーニングに励んでいる。
先月1日に鈴鹿市であった県大会の決勝は、くノ一サテライトが楠クラブレディースに2-1で競り勝った。静岡県で開かれる東海大会には12チームが参戦し、サテライトはトーナメント初戦でFC刈谷アルフトゥーロ(愛知)と対戦する。
1日夜の練習では、試合本番に備えてセットプレーからの攻撃などを確認。キャプテンで名張市立桔梗が丘中3年のMF鈴木理々衣さん(15)は「皆の仲が良く、大会に向けいい雰囲気で練習ができている。前線からの守備や球際での奪い合い、攻守の素早い切り替えがチームの持ち味。人数は少ないが、まず1勝して全員で全国大会にいきたい」と意気込みを話した。
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