市政功労賞と善行賞　伊賀市が表彰

　三重県伊賀市は11月1日、2023年度の市政功労賞と善行賞の表彰者を発表した。

　受賞者は次の皆さん。

【市政功労賞＝5人】
山菅善文さん（78）＝島ヶ原＝08年から12月から市選管委員を務め、今年2月までの約6年間は委員長として選挙の執行に尽力した。

前田洋さん（78）＝羽根＝「白鳳梨」の産地化を進め、生産組合では1986年から組合長として後継者育成に力を注いだ。青空市推進協議会でも会長として販路拡大に取り組むなど、伊賀地域の農業振興に貢献した。

松嵜敏之さん（78）＝千歳＝市スポーツ協会（前市体育協会）の会長として14年にわたって市内の団体をまとめ、競技力向上と地域スポーツの普及に貢献した。

宮田久一さん（74）＝円徳院＝旧阿山町体育指導委員（現市スポーツ推進委員）に就任以来、42年にわたって地域スポーツの振興に取り組んだ。

若山昴央さん（80）＝老川＝2003年から16年間、保護司として青少年の非行防止や非行少年の立ち直り支援活動に従事した。

【善行賞】
藤森とも子さん（71）＝諸木＝看護師の経験を生かして11年間、ボランティアで地区の高齢者などに健康指導などにあたり、現在も成人病予防につながるよう、対象世代を広げて相談会を毎月実施している。

「劇団“いが悪徳バスターズ”」＝代表者・長瀬義直会長＝高齢者らを対象にした地域の「いきいきサロン」や住民自治組織の行事、学校などで寸劇を通じて広く市民に悪徳商法などの現状を伝え、被害を減らすための活動を自主的に続けている。