三重県名張市青蓮寺の地蔵院の境内で、約80鉢のハスが白やピンクの大輪を咲かせた。8月下旬ごろまで楽しめるという。観覧自由。
ハスの字を冠する「青蓮寺」の地名にちなみ、2005年に慶明寺(伊賀市野間)から蓮根を譲り受けたのが始まり。その後、唐招提寺(奈良市)などの蓮根も植えられ、今では30種類ほどが毎年7月初旬ごろから咲き始める。
今年も柵を設置するなど獣害対策をしていたが、4分の1ほどの若葉はシカに食い荒らされる被害を受けたという。同院の耕野一仁住職(75)は「数は減ってしまったが今年も奇麗に咲いた。参拝に来た人に和んでほしい」と話していた。
問い合わせは同院(0595・63・2191)へ。
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