三重県伊賀市議会の6月定例会は初日の9日、提出された15議案のうち、物価高騰対策として住民税非課税世帯など1世帯当たり3万円を給付する事業費約3億5000万円を盛り込んだ一般会計補正予算を可決した。会期は30日までの22日間。
会期内の予定は、一般質問が16、19、20、21日の4日間、総務と教育民生、産業建設の各常任委員会が22、23日、予算常任委が26日。
最終日に採決がある約6億円追加の補正予算案以外に提出された主な議案は次の通り。
▼11月上旬の予定でJR関西線の新堂駅前に民間事業者が整備する複合施設に伊賀支所と上野図書館いがまち図書館が移転するため、各設置条例の一部改正案
▼住民票の写しや印鑑登録証明書などをコンビニやオンラインで申請し交付する場合、手数料を1件につき10円とする特例を2024年3月末まで延長し、同年4月からは窓口での交付手数料が1件300円に対し、コンビニとオンライン申請での交付の場合は1件200円に改める手数料条例の一部改正案
▼島ヶ原地域で運行する行政サービス巡回車で、デマンド型運行便を導入するための運行区間や使用料を定め、回数券の種類を追加するための条例改正案
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