三重県名張市議会の6月定例議会が9日、開会した。市は一般会計を6億6184万円増額する補正予算案など7議案を提出した。会期は28日までの20日間。
補正予算案には、名張商工会議所が実施するプレミアム付商品券発行への補助金1億3920万円、観光地の再生に向けた地域力創造アドバイザーの報償費や地域おこし協力隊員の起業の支援補助金計650万円、観光施設の利用促進を図る支援のための経費1676万円などが盛り込まれている。
この他、旧長瀬小学校施設の有効活用を求める地域の代表者らによる請願が提出され、総務企画委員会に付託された。同施設は2009年12月から約13年間、大手運送会社がコールセンターとして使っていたが、AIの導入や在宅勤務の拡大などを理由に今年3月末で撤退していた。
一般質問は15、16、19日で、常任委員会は総務企画が21日、教育民生が22日、産業建設が23日にある。
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