【県指定有形文化財の木造親鸞聖人坐像(三重県総合博物館提供)】

 三重県総合博物館(津市)で、浄土真宗の開祖・親鸞の生誕850年を記念した企画展「親鸞と高田本山」が6月18日まで開かれている。2つの国宝の書物を含む常時約180点の資料が並ぶ。

 展示資料のうち、高田本山専修寺所蔵の国宝「西方指南抄」は、親鸞が自らの師匠・法然について直筆で記した言行録。もう一つの国宝「三帖和讃」は、親鸞の思想を七五調で記した書物で、弟子の真佛が親鸞とともに記した。県指定有形文化財の木造親鸞聖人坐像(同寺蔵)や、1295年に描かれた現存最古の親鸞の絵巻の展示もある。

 観覧時間は午前9時から午後5時(入場は同4時30分)まで。月曜休館。企画展のみの観覧料は一般800円、学生480円、高校生以下無料。

 問い合わせは同博物館(059・228・2283)まで。

読者プレゼント

 県総合博物館から読者ペア5組に、基本展示と企画展示の招待券のプレゼントがある。希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記し、「〒518‐0729名張市南町834の1 伊賀タウン情報YOU編集部 県総合博物館企画展招待券プレゼント係」宛て、5月31日必着で申し込む。ファクス(0595・62・1550)、電子メール(you-h@iga-younet.co.jp)でも可。

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