【名張市役所=同市鴻之台1】

 三重県名張市は5月1日、今秋の「第66回市美術展覧会」(市、市教育委員会主催)の概要を発表し、作品募集を始めた。今年は、コロナ禍で見送っていた講評会を4年ぶりに開催する他、新たに「市美術作家協会賞」を設ける。

 会期は9月27日から10月1日の5日間で、会場は市総合福祉センターふれあい(丸之内)。絵画▼書道▼写真▼美術工芸の4部門で、対象は市内在住、在勤、在学の15歳以上(中学生除く)。出品点数は1部門につき1人1点で、未発表作に限る。

 受付と会場搬入は、9月22日午後2時から同7時、または同月23日午前9時から正午。市役所や各地区市民センターなどにある出品申込書(書道は釈文用紙も)と、出品手数料(1点1000円、高校生無料)を添えて申し込む。

 9月24日に非公開の審査会を実施し、市長賞(賞金5万円)、議長賞(同2万円)、教育委員会賞(同1万円)など各賞を選ぶ。

 新設する市美術作家協会賞は、絵画部門の20歳以下が対象で、賞金1万円。市教委によると、市美術展への若者の参加を促そうとする同会の意向を受け、実現したという。昨年度、絵画部門の20歳以下には13人が出品している。

 問い合わせは、市教委文化生涯学習室(0595・63・7892)まで。

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