室生赤目青山国定公園にある三重県伊賀市勝地の青山高原山頂小屋で4月20日、観光シーズンを前に山開きの安全祈願祭が営まれ、関係者ら約30人が出席した。
青山高原には東海自然遊歩道や県道青山高原公園線が整備され、アセビやツツジ、ススキの季節には多くのドライバーやハイカーが訪れる。津市と伊賀市にまたがる山頂付近には約90基の風力発電施設が林立し、標高756メートルの三角点からは伊勢湾を見渡せる眺望が楽しめる。
安全祈願祭では奥山愛宕神社(同勝地)の内保隆幸宮司の祝詞奏上後、出席者が玉串を奉納した。主催者で青山観光振興会の金山修会長は「新型コロナがようやく静まりつつあり、観光全般も動き始めた。多くの方が青山高原を訪れて楽しんで頂きたい」とあいさつした。
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