【楽しんで過ごす親子ら=名張市百合が丘東で】

母親ら企画 五感で楽しむ

 「月に1回でも、ほっと落ち着ける時間を過ごしてもらえたら」。障害がある子どもと保護者を対象にした三重県名張市の子育てサークル「障がい児親子サロンSKY(スカイ)」が参加者を募っている。

 きっかけは、次男がダウン症と診断を受けた同市緑が丘中のパート従業員、百地万里江さん(36)が、以前勤務していた特別支援学校の元同僚で、同桔梗が丘の知花敬子さん(58)に子育ての悩みを話したことだった。

 「情報交換など親子同士でつながりを持てる場ができたら」と、2人で話し合って昨年11月から活動を始めた。サークル代表は知花さんで、市の子育てサークル連絡協議会にも加入している。

 会場は百合が丘東第3集会所(同百合が丘東7)で、第3金曜の午前10時から正午ごろまで。2部構成で、前半はボディマッサージや絵本の読み聞かせの他、五感で楽しむイベントなどを企画。後半は保護者もゆっくりおしゃべりを楽しむティータイムとなっている。

 参加した親子からは「家ではできない体験ができてとても楽しかった」などの声も聞かれるという。参加費は1回200円で、予約は不要。

サッカースクール

 また、運動が苦手な子どもにも楽しいと思ってもらえるような活動ができたらと、毎月第3日曜に県立特別支援学校伊賀つばさ学園(同美旗町南西原)の体育館で、親子サッカーサークルも開いている。参加費は1回200円。時間は午前10時15分から同11時30分まで。

 問い合わせは百地さん(080・2743・9255)まで。

2023年4月8日付841号4面から

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