三重県名張市は4月12日、市発注の公共工事を巡る元市職員の収賄事件について、第三者委員設置の概要などを市議会全員協議会で報告した。市は19日の招集議会で関連の議案を提出する予定で、可決されれば速やかに設置する方針。
市によると、第三者委員は弁護士と税理士、建築士の3人を北川裕之市長が委嘱する予定で、事件に関する調査や再発防止対策の審議を行う。裁判の進み具合に合わせて5回程度、非公開の会合を開き、結果を市長に報告する。
第三者委とは別に、市は内部調査委員会を2月27日に立ち上げており、これまでに2回を開いたという。
- Advertisement -