三重県の名張市立病院(百合が丘西1)で、今年度の看護師の退職者が21人に達する見込みであることが3月6日、わかった。ここ3年で最も多いという。
この日の市議会一般質問で吉岡昌行副院長が答弁した。退職する21人のうち5人は定年退職。吉岡副院長は取材に、退職者が増えた原因の一つとして、コロナ対応での疲弊を挙げた。
同病院で働く看護師数は約160人。年度途中の採用者と4月の新規採用者の人数を合わせても数人少なくなる状況で、同病院は診療体制に影響を及ぼさないよう臨時職員を採用するなどして対応していくという。
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