ひな人形を眺めながら伊賀焼の茶器で抹茶と和菓子を味わう「雛(ひな)見茶会」が、2月18日から26日までの週末に三重県伊賀市上野丸之内の史跡旧崇広堂で開かれる。
3月3日まで市街地で開かれている「伊賀上野・城下町のおひなさん」の催しの一つで、伊賀市文化都市協会の主催。地元にある3つの県立高校の茶道部などの生徒らも参加する。
茶会は4日間で、18日は上野高茶道部、19日は伊賀白鳳高茶華道部、25日はあけぼの学園高茶華道部、26日は裏千家松涛会が担当する。時間はいずれも午前10時、同11時、午後1時、同2時から。定員は各回10人の予約制で、抹茶、和菓子付きで400円。空きがあれば当日受付も可。
担当する伊賀白鳳高1年の藪内美妃さん(16)と森岡古都乃さん(16)は茶道の魅力を「礼儀正しくなれる。季節が堪能でき、日本の伝統文化に触れる良い機会」と語る。「この時期ならではの豪華なおひなさまとともに、私たちがたてたお茶をぜひどうぞ」と笑顔を向けた。
申し込み、問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。
2023年2月11日付837号15面から
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