三重県伊賀市は1月26日、同市新堂の霊峰中学校(生徒数154人)で嘔吐(おうと)や腹痛などの症状による生徒の集団欠席があり、受診した医療機関で少なくとも10人以上からノロウイルスが検出されたと発表した。

 市教育委員会によると、25日に校内で生徒1人が嘔吐した後、同日夜から複数の生徒が腹痛などの症状を訴え、26日は全校生徒のうち39人が欠席した。市内の他の小中学校で同様の症状がみられる児童生徒はいないという。

 霊峰中では感染拡大防止のため、同日午後と27日を臨時休校とし、校内のドアノブやトイレなどの消毒作業を実施。授業再開は30日となる予定。

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