【寄贈式に出席した(左から)北川市長、田畑委員長、上角会長=名張市役所で】

 三重県名張市の社会奉仕団体、名張ライオンズクラブ(LC)は1月17日、テント8張を市に寄贈した。市内の小学校で活用される。

 2024年度に創立50周年を迎える同LCの記念事業の一環。寄贈したのは縦3メートル、横6メートルのテントで、アルミ製フレームと幕が一体化されているため、ワンタッチで設営が可能だという。今年度から3年かけて全14小学校に2張ずつ寄贈する計画で、今回は名張、比奈知、すずらん台、つつじが丘の4校分を贈った。

 市役所で開かれた寄贈式には、同LCの上角桂也会長や田畑博50周年大会委員長らが出席。田畑委員長は「名張の青少年育成のため、何かできる事はないかと考えた。皆さんに使って頂きたい」と述べ、北川裕之市長は「運動会の他、災害時の避難所でも手間なく使うことができ、ありがたい。しっかり活用したい」と同LCに感謝状を贈呈した。

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