12月5日に「第72回障害者自立更生等厚生労働大臣表彰」を受けた三重県名張市の市身体障害者互助会副会長、山本晃さん(76)=八幡=が13日、北川裕之市長を表敬訪問し、表彰を報告した。
山本さんは50代の時に仕事中の事故で左足を失い、2002年に同互助会へ入会。地区役員や本部役員を経て、17年から副会長を務めている。長年にわたり、障害者向けのグラウンドゴルフやボウリング、カラオケ教室の開催などに尽力。15年からは県障害者団体連合会の自動車部会に所属し、競技会の開催や交通安全の啓発運動にも取り組んでいる。
同表彰は今年度、全国から62人が受賞。山本さんは、身体障害者等社会参加促進功労者3人のうちの1人として表彰された。
この日、妻の春美さん(74)や同互助会長の耕野一仁さん(74)とともに市役所を訪れた山本さんは「これからもスポーツや歴史文化を学ぶ行事など、続けていきたい。若い人にも参加してもらえたら」と語った。北川市長は「活動して頂くなかで、ご苦労もあったと思う。これからもできるだけ社会参加の機会を作って頂けたら」と話した。
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