【防犯訓練の様子=伊賀市平田で】

 三重県伊賀市のJAいがふるさと大山田支店で12月6日、強盗事件を想定した防犯訓練があった。訓練には伊賀署が協力し、他の支店や本店の職員も含め約40人が参加した。

 この訓練は年末を迎え、防犯意識の向上と非常時の役割と行動の再確認を目的に実施。模擬のナイフと拳銃を持った犯人役の署員2人が店内に押し入り、女性職員1人を人質にとり、現金を奪った後は車で逃走するという想定で進められた。

 訓練後の講話では、同署生活安全課の篠田晃秀課長が参加者に犯人の特徴や凶器の種類、逃走方法、車両のナンバーなどを聞き取り確認。「一番大切なのは客と職員の安全。事件に関する情報は犯人の早期検挙に役立つ。普段から職員間で役割分担を決めておくといい」と助言した。

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