【葉や花びらの表面に付いた氷の結晶=伊賀市小田町で】

 12月3日朝、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で、三重県伊賀市の上野特別地域気象観測所(緑ケ丘本町)で午前7時4分、氷点下1・1度を観測。今季初めて最低気温が0度を下回る冬日となった。

 市内では、屋外に停めてあった車のフロントガラスが凍り、解氷スプレーを吹きかける人の姿が見られた。畑の農作物や道端の草花は霜をかぶり、朝日を浴びて銀色に輝いていた。

 この日、最低気温は県内全12地点で今季最も低くなり、伊賀市の他、亀山市と松阪市で冬日となった。

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